片づけ話のおしゃべりタイム~食器の整理どうしていますか?~

CRASii編集部では、毎月、片付けのプロの方々においでいただき情報交換を兼ねてミーティングを開催しています。
雑談形式の意見交換ではプロならではの視線からの面白い話がたくさん出ます。
このコーナーでは、そんな片付けの裏話をみなさんに公開しています。

~食器の整理どうしていますか?~

今回のおしゃべりメンバー
左上:佐々木弓子  左上:西岡幸江
左下:森 由香   右下:野口ゆき

未来を見据えて、食器の整理をしています

  : 食器は、片づかない代表的なモノですが、工夫している話などありますか。
西岡 : ちょうど今、食器の持ち方を見直しています。
野口 : 西岡さんはすでに厳選して持っていましたよね。
     何か見直すきっかけでもあったのですか?
西岡 : 今、時に不便を感じているわけではないけど、これから先のライフスタイルを考えて、それに合わせて食器の持ち方も見直していこうかと考えて、まず決めた場所に収まる数にすることにしました。そこで、使わなくなったモノを処分しました。
佐々木: 使いやすいモノを残したのですか?
西岡 : 基本的には今までよりも更に好きなモノだけで暮らしたいと思い、その中で買い足しが出来るモノを中心に残しました。増やしたくなったり、壊したりなどして買い足したいと思った時に色やデザインが揃うのできれいかなと思って。増やすと言っても、2個ずつあれば十分です。
野口 : 西岡さんの片付けは、不便さからではなく未来を見据えた片付けなのですね。
佐々木: 西岡さんの話を聞いていたら、私も食器の見直しをしたくなってきました。ウチもこれから先、子どもたちの成長に伴いどんどんモノの持ち方を考えていかなければ。

  : 私達は、仕事柄、最初の「片付け」で、ある程度モノを減らしてあるし、その後も意識してモノを持っているから、見直しもそんなに大変ではないけど、整理収納サービスを使うお客さんやセミナーを受講する生徒さんには、その前の「整理」の段階での処分のハードルが高いですね。やはり、何か考え方の後押しが欲しいところですね。
佐々木: ちょっとした不便さから処分を考える時もありますね。
     ウチはあるメーカーの大皿を使っているのですけど、何となく使いにくいのですけど、他に替わるモノがなくて不満ながらも使っています。もし、ピタッとくるモノに出合ったらすぐに買い替えて今の大皿を処分しようと決めています。
野口 : ウチは、お皿を重ねる時、形によっては、安定がよくなくて処分したモノがあります。
西岡 : 好きだけど使いにくいモノは結局、使わないモノになっていってしまいますよね。 
野口 : それから自分の性格を知るのも大事かも。
     お茶を煮出したいと思っておおきなやかんと冷蔵用のポットをたくさん持っていても、何年もまったく使わないという話があって。だったら、「自分は煮出してまでお茶を作る性格ではないのだな」と思えば、これから先も使わないから要らないモノと判断できそうですね。
佐々木: スパイス類もそうですよね。きれいな入れ物に入れて並べたら素敵と思って、最初は、とにかく入れ物を揃えて中味を入れ替えてみるけど、ほとんど使わないスパイスが賞味期限切れになったり日頃使っているスパイスも入れ替えが面倒になったり...、で、だんだん使わないモノになってしまうのですよね。
  : そんな時に、自分はダメな性格だ....。なんて落ち込まないで、「(私は)この分野は弱いだけ」と割り切って要らないモノを処分することを考えれば余分なモノが増えていかないですね。
佐々木: そうです。失敗から学べばいいことですよね~。よくある話です。
西岡 : お客さんも最初にケースいっぱい買ってしまう人はたくさんいますよ。

手放すモノと残すモノをきちんと分けて考えたいですね

  : 贈答品を含めたもらい物の整理収納はどう考えるといいでしょうね。
西岡 : 日頃の収納場所に入らない数のモノが入ってくるところから、自分のペースが乱れますね。
野口 : お客さんも処分にも迷うようですね。
佐々木: 贈答品コーナーを作ってみるのもいいですよ。誰かにもらってもらうとか、リサイクルに出す段取りをすると処分の判断も進みます。たとえば、そのまま外に出したりできれば、喜んでもらってくれる人もいるかもしれません。
西岡 : とにかく、まず箱から出してばらけさせることですね。そこから何とか方法を考えるとか。そんな中で意外と借りて返していないモノも見つかったりしますよね。
野口 : それから、あまりモノを減らすことばかりを完璧に考えないといいですね。
例えば、使っていないモノは処分の対象になるけど、リビングなどの邪魔にならない場所の食器棚に見栄えよく収まっていたら、インテリアとして楽しめばいいですね。こういう場合などは、何が何でも処分と考えなくてもいいと思います。
佐々木: ウチにも益子焼の茶碗があるのですけど、ラップをかける時ピタッとつかなくて、う~ん…。と思いますよね。でも、気に入っているので、処分は考えていません。ラップの品質向上に期待します。

自分に合った収納法を見つけました

  : 収納に関してはどうですか。
佐々木: 収納も使いやすい収納を探していくことで自分に合った収納法が見つかりますね。
     私は、ある時から、お玉やフライ返しなどを出し放しにしたくなくて、引出しにしまう収納をしていました。でも、どうしても取り出す時にちょっとだけど、お玉同士がひっかかるので、それがプチストレスで。そこで、もうしまう収納はやめてガス台のそばで、筒状の容器に立てて収納する様にしました。ストレスがなくなりましたから、楽です。
  : 私は逆に掃除が苦手だから、出来るだけしまっておく収納です。掃除に比べたら多少の取り出しにくさは我慢します。
野口 : 合理的に考えることですね。 
西岡 : 難しい収納にトライしないで使いやすさ優先の収納でいいのですよね。
野口 : 以前キッチンの高さ180cmの食器棚に食器などを収納しているお客様の片付けをしたことがあったのですけど、カウンターキッチンなので、片扉を引き開けると食器棚半分の収納が来客時に丸見えになってしまうのです。そこできれいに収納するか、使いやすさを優先した収納にするか、お客様に考えてもらいましたところ、共働きなので、「使いやすさを優先した収納がいい」ということになりました。私もその決め方でいいと思いました。

  : 使いやすい収納は時短にもつながりますよね。
佐々木: 朝ご飯で使う小鉢などをあらかじめ一人前お盆にセットして、そのまま収納するようにお客様にアドバイスしたところ、毎朝小鉢を並べる面倒がなくなったと喜んでもらったことがあります。
西岡 : 使うモノをグループで収納しておくといいですよね。
佐々木: 収納場所に余裕があったので、そのような収納が提案できました。
     時短にもなりますが、一目で使いたいモノが見えるのがいいですね。
野口 : タンブラーをコレクションしているお客様もいましたが、ちゃんと収納場所を作って楽しんいましたね。
  : いいですね。私も生徒さんにも「モノを増やしたい時は収納場所を作ってからです」と話しています。

佐々木: 食器だけでも色々な話が出ましたね。
西岡 : 引き続き、食器の見直し進めていきます。
  : ありがとうございました。
野口 : 片づけにも、ちょっとした考え方がヒントになります。
     ぜひ参考にしていただきたいですね。

佐々木 弓子 くらサポページはこちら >

西岡 幸江 くらサポページはこちら >

森 由香 くらサポページはこちら >

野口 ゆき くらサポページはこちら >

(記事:森 由香)

関連記事

  1. ホームオーガナイザー / 整理収納アドバイザー 西岡幸江さん

  2. 住空間収納プランナー マスター 渡部しのぶさん

  3. パーソナルコーディネーター オミひろ美さん

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。

マイアカウント